「うちの子でも大丈夫?」から始めていい
初めて療育を考えるとき、うちの子が対象になるのか迷う保護者は少なくありません。エコルド川口教室が受け入れているのは、言葉の遅れや落ち着きのなさ、集団行動の苦手さ、こだわりの強さなど、発達に心配のある子どもです。診断の有無だけで判断せず、子どもの様子や家庭での困りごとを聞きながら、利用について一緒に考えていきます。診断を受けていない場合でも、通所受給者証が交付されれば通えます。
見学や相談だけの来室も受け付けています。実際の教室の様子や活動内容、スタッフの関わり方を見たうえで、利用するかどうかを落ち着いて決められます。見学だけで帰る日があってもかまいません。通所受給者証の申請方法についても、その場で案内しています。
場所見知りがあっても、ペースは守られる
新しい場所や初めて会う人に不安を感じるのは、めずらしいことではありません。エコルド川口教室では、無理に活動へ参加させず、子どものペースを保ちながら、安心できる場所やスタッフとの関係を少しずつ築きます。最初は見ているだけの参加や、短い時間だけの参加から入れます。安心して過ごせるようになってから、集団での経験をゆっくり増やしていきます。好きな活動を入り口にして、少しずつ輪へ加わる子どもも多くいます。
遊びが中心でも、育つ力がある
遊びが中心の療育で足りるのか、という疑問を持つ保護者もいます。子どもにとって遊びは、人との関わり方や気持ちの伝え方、順番を待つことや貸し借り、挑戦する力を身につける場です。楽しみながら繰り返すことで、日常生活や集団生活につながる力が育っていきます。自由遊びの中で交わされるやり取りは、構えのないソーシャル・スキルズ・トレーニングになっています。
ICTを使うプログラムも、遊びの延長線上にあります。KitS(きっつ)では、ハサミやクレヨンのような感覚でICTに触れ、表現に挑戦します。iPadのビジョントレーニングでは、パズルや間違い探しを通じて見る力と手先の動きを鍛えます。ITツールとのつきあい方や時間制限も、この時間に少しずつ身につきます。
続けた先に、小さな変化が見えてくる
どのくらいで成長が見られるかは、子どもによって差があります。現れ方に個人差があるぶん、小さな『できた』を保護者と分かち合いながら、その子に合った目標を立てて支援を続けています。保育園や幼稚園との併用や、ほかの事業所との併用にも応じ、休んだ日の振り替えも空き枠があれば相談できます。取材を通して、通い始めの不安に制度面から具体的に答える構えに、個人的に誠実さを感じました。
送迎は自宅まで車で伺い、範囲は川口市内と隣接する市街、事業所から車で片道20分ほどが目安です。保護者には送迎車までの付き添いをお願いしています。ほかの事業所を併用する場合は、利用料の管理をどこが行うかを保護者が指定します。


