多様な業務で適性を見つける実践型プログラム
お弁当製造を中心に据えながら、農業体験や割烹料理店での接客補助、清掃業務まで、様々な分野での実務を経験できるカリキュラムを組んでいます。自社運営の飲食店舗と連携した現場研修では、接客マナーから調理技術まで、即戦力となるスキルが身に付きます。衛生管理や効率的な作業手順を学びながら、体力面での向上も期待できるプログラムです。利用者が自分に合った職種を発見し、将来の就職先選択に活かせる土台を築いています。
実際に複数の作業を体験した利用者からは「自分でも知らなかった得意分野が見つかった」という声が多く聞かれます。季節ごとに変わる農作業では、屋外での作業が好きな人と室内作業を好む人の違いがはっきりと現れるそうです。スタッフが各利用者の反応や能力を細かく観察し、適性に応じた業務配分を調整しています。こうした個別対応により、無理なく続けられる作業環境が実現されています。
体調第一の柔軟な勤務体制
週3日、1日3時間からスタートできる勤務形態により、体調や生活リズムに無理を生じさせない就労環境を整備しています。土日祝日は完全休日とし、心身のリカバリー時間をしっかりと確保。段階的に勤務時間を延ばすシステムを採用しているため、挫折するリスクを抑えながら働く習慣を定着させることができます。大田原市エリアで、一人ひとりの状況を考慮した対応を心がけています。
正直、ここまで利用者の体調面を重視している事業所は珍しいと感じました。通常の就労支援では「慣れてもらう」ことを優先しがちですが、合同会社ポテハでは「続けられること」を何より大切にしているようです。短時間勤務でも確実に出勤できるペースを維持することで、自信につながっているという利用者の話も印象的でした。無理をしない範囲で少しずつステップアップしていく方針が、長期的な成果を生んでいます。
「positive take heart」の理念に基づく温かなサポート
見学や体験の機会を充実させ、新しい環境への不安を軽減してから活動をスタートできる仕組みを作っています。経験豊富なスタッフが個々の成長に合わせて細やかなフォローを行い、小さな達成感を積み重ねることで自信の向上を図っています。管理能力やコミュニケーションスキルの習得を通じて、社会復帰への準備を着実に進めることが可能です。利用者が毎日の活動に充実感を見出せるよう、個人の特性を尊重したアプローチを継続しています。
「最初は人と話すのが怖かったけれど、スタッフの方が優しく声をかけてくれるので安心できた」という利用者の言葉が、サポート体制の質を物語っています。作業中のちょっとした会話から、家庭での困りごとまで、幅広い相談に応じているそうです。前向きな気持ちで取り組めるよう、プレッシャーをかけない指導方法を徹底しています。
地域密着で築く社会参加の基盤
栃木県那須塩原市を拠点に、大田原市や那須塩原市の地域住民との協力体制を構築し、社会の一員としての役割を実感できる就労機会を提供しています。定期的な通勤を通じて生活リズムを安定させ、自立した日常生活の土台となる習慣作りを支援。地域の農業活動や清掃作業への参加により、社会貢献の実感とコミュニティとの結びつきを深めています。
地域の方々からの「いつもありがとう」という感謝の言葉が、利用者にとって大きな励みになっているという話が印象に残りました。清掃活動では地元の商店街からも好評を得ており、地域に根ざした活動として定着しています。利用者が地域社会の中で自分らしい居場所を見つけられるよう、継続的な支援を行っています。


