スタッフの働く意欲と子どもたちの成長を同時に育む組織づくり
北九州市で放課後等デイサービス・児童発達支援事業を手がけるトイトイトイグループでは、代表の髙橋千波氏が「働き手が満たされてこそ、良い支援が生まれる」という信念を貫いています。残業ゼロの7時間勤務制度を徹底し、スタッフが疲弊することなく子どもたちと向き合える環境を整備。保育士や支援員が本来持つ専門性を十分に発揮できる労働条件により、愛情と技術を兼ね備えた療育の実現につなげています。
現場で働く職員からは「子どもたちとの時間を大切にできる職場」という評価が聞こえてきます。新人からベテランまでが連携し合う組織風土が根づいており、経験の浅いスタッフも先輩の指導を受けながら着実にスキルアップを図れる仕組みが機能しています。職員同士の支え合いが、結果として子どもたち一人ひとりへのきめ細やかな支援品質向上に直結している状況です。
HUGシステムとAI活用による業務改革と人間らしい関わりの両立
記録業務や情報管理にHUGシステムやAIセラピストを導入し、従来の手作業中心だった事務処理を大幅に効率化させています。データの入力・集計作業が自動化されることで、スタッフは子どもたちとの直接的な接触時間を増やすことが可能になりました。科学的なデータ分析に基づいた個別支援計画の作成により、根拠のある療育プログラムを提供できる体制を構築しています。
正直なところ、福祉現場でのデジタル化は珍しい取り組みだと感じました。しかし実際には、機械に任せる部分と人が担うべき部分を明確に分けることで、温かい人間関係を基盤とした支援がより深まっているようです。技術革新を活用しながらも人間性を失わない、バランスの取れたアプローチが印象的でした。
0歳から18歳まで切れ目のない療育システム
乳幼児期の児童発達支援から学童期・青年期の放課後等デイサービスまで、長期間にわたる連続した支援体制を整えています。子どもたちは環境の変化に敏感なため、同じ施設グループ内で成長できることは大きな安心材料となっています。年齢の異なる利用者同士の交流機会も意図的に設けており、自然な形での社会性やコミュニケーション能力の向上を促進。
利用者の保護者からは「子どもが嫌がることなく通い続けている」という声が多く寄せられているそうです。一人ひとりの発達特性に応じたオーダーメイドの目標設定により、無理のないペースで成長できる環境づくりに注力。異年齢交流を通じて年上の子が年下の子の面倒を見る場面も生まれ、自然な思いやりの心が育まれています。
北九州市5区対応の送迎網と地域密着型運営
小倉北区金鶏町の本拠地から戸畑区、八幡東区、小倉北区、若松区への送迎サービスを展開し、広範囲の利用者ニーズに対応しています。平日は放課後から17時、土曜・祝日・長期休暇期間は10時から16時の運営時間設定により、共働き世帯の多様な生活パターンに合わせた柔軟性を確保。JR南小倉駅から車で6分という立地の良さも、アクセシビリティ向上に寄与しています。
地域の特別支援教育関係者との連携も密接で、学校との情報共有を通じた一貫性のある支援を心がけています。


