利用者それぞれの想いを、かたちにしていく
知的障がいのある方やお子様、高齢の方が、快適で自立した暮らしを送れるように。この想いを起点に、社会福祉法人大麻福祉の町は徳島県内に福祉施設を構えてきました。日常生活の援助や日中の活動支援を通じて、その人が今持っている力を発揮できる場を整えています。利用するご本人の自立と、ご家族の負担軽減、その両方のための場として使ってもらうことを願っています。
利用する方の数は4施設で250名を超え、考えも希望も本当にさまざまです。それぞれの意見をかたちにしていくのは簡単なことではないと、法人は率直に受け止めています。それでもご本人だけでなく、ご家族や保護者の声にも耳を傾け、誠意をもって応えていく関わりを崩していません。想いを置き去りにしないという姿勢が、運営の芯に据えられています。
子どもから高齢の方まで、間口を広く構える
受け入れる対象の幅が広いことは、この法人の成り立ちをよく表しています。知的障がいのある方や障がいのある児童はもちろん、お子様から高齢の方まで、年齢を越えて関わりを持っています。生活介護を受けたい方にも、創作や生産に取り組みたい方にも、日中の過ごし方に合わせた支援が用意されています。暮らしのどの段階にいる人も、相談の入り口を見つけやすくなります。
幅のある要望に応えられるのは、県内に4つの施設を構えているからです。草の実学園、板東の丘、Bande桧、めだかがそれぞれの役割を受け持ち、必要な支援を分かち合っています。入所施設やショートステイ、グループホームといった暮らしの形も、この4施設の中に備わっています。本部は鳴門市大麻町板東にあり、県内に拠点が分かれて配置されています。
安全と衛生を土台にした、日々の暮らし
安全と衛生の管理を徹底したうえで、快適で自由度のある暮らしを社会とともに歩んでいけるよう関わっています。生活の土台が整っているからこそ、作業や療育といった活動にも落ち着いて向かえます。利用する方が自分の時間を自分らしく過ごせるよう、過ごし方に選べる余地を残しています。暮らしの安心を支える足場が、4施設に共通して置かれています。
地域とともに歩み、相談を受け止める
施設の外へも目を向け、地域の行事や催し物に加わったり、地元企業と連携して生産活動に取り組んだりしています。社会の一員として地域で生きているという実感を持ってもらうことが、こうした取り組みの狙いです。個人的には、支援を受ける場であると同時に、地域に出ていく場でもあるという設計に温かさを感じました。鳴門市大麻町板東という土地とのつながりが、活動の端々に表れています。
初めて利用を考える方や、お子様の発達に迷いのあるご家庭も、相談の窓口を使えます。「発達が遅れている気がする」という段階からの来所を受け付けており、療育施設めだかやなかよしにつながる道も開かれています。活動内容やサポートの範囲について、どんな小さな質問にも時間をかけて答えています。問い合わせは本部の088-689-1381、受付は朝9時から18時までです。


