在宅療養のリアルな不安に、訪問看護ステーション AN(アン)のチームが向き合う
「具合が悪くなったとき、すぐに誰かに頼れるか」——在宅での療養を選ぶ多くの方と家族が、この問いに立ち止まる。訪問看護ステーション AN(アン)では24時間緊急連絡体制を希望者に提供し、深夜や休日でも看護師が電話口で状況を聞き取り、訪問が必要と判断すれば迅速に向かう。土日祝の緊急対応も利用者には行われており、定期訪問のない時間帯でも繋がれる安心が療養の継続を支えている。ICT導入による電子カルテで複数スタッフ間の情報が共有されているため、急な対応でも利用者の状態把握がスムーズにいく。
「夜間に電話したとき、丁寧に話を聞いてもらえてひとまず落ち着けた」という声が、利用者家族から届いている。こういった一次対応の質が、在宅療養への信頼をつくっていく。
医療処置と介護支援を一括で担い、自宅生活の継続を可能にする
在宅での医療依存度が高まっても、訪問看護ステーション AN(アン)が対応できる処置の幅は広い。点滴・褥瘡処置・在宅酸素療法・人工呼吸器管理・ストマ管理・カテーテル管理に加え、認知症ケア・難病ケア・リハビリテーション(理学療法士・言語聴覚士)まで担う。福祉用具の選定・提案も受け持っており、生活環境の整備まで含めた対応が一カ所に集まる。かかりつけ医との情報共有を継続的に行い、病状の変化に合わせてケアプランを見直していく仕組みが整っている。
ターミナルケアでは、本人への看護と並行して家族への精神的サポートも行い、かかりつけ医・ケアマネジャー・関係職種と連携しながら在宅での看取りを支えていく。介護と医療が交差する終末期の在宅療養において、一つの窓口でやり取りできる体制は家族の負担を大きく減らす。
和泉市発の地域密着型運営が、支援の実効性を高める
大阪府和泉市伯太町を拠点に、高石市・泉大津市・忠岡町・岸和田市への定期訪問を実施。エリア外でも大阪府内であれば相談可能で、対応可否は問い合わせ時に確認できる仕組みだ。地域の医療機関・クリニック・地域包括支援センターとの連携を整え、同エリアの他の訪問看護ステーションとの協力体制も構築している。代表・小谷育生が掲げる「社会全体で支え合う仕組みの構築」という方針が、こうした地域ネットワークへの積極的な投資として現れている。
「地域のことをよく知っているスタッフが来てくれるから話が早い」という利用者の声は、地域密着型の運営スタイルが現場での信頼として機能していることを示している。
うつ病・双極性障害など、精神疾患への訪問看護に注力する
精神疾患を抱える方への訪問看護において、訪問看護ステーション AN(アン)が大切にするのは「その人のリズムを守る」ことだ。体調の波があるなかで、無理な目標を立てずに日常生活の安定を支えるアプローチを続けており、服薬サポート・日常生活支援・バイタルサイン測定を組み合わせた関わりが基本となる。経験豊富な看護師が中心に担当し、状態の微妙な変化にも目が届く体制を整えている。自立支援医療制度の活用で自己負担を軽減できるが、制度未取得の方への申請説明も行っており、費用面の入口で止まらないよう配慮されている。
男性看護師を積極的に採用している点は、精神科訪問看護での多様なニーズに応えるための実践的な布陣だ。正直なところ、精神科に特化した訪問看護でここまで入口の設計が丁寧なステーションは多くないと感じる。


